Kei 2006/8月号

harowanwan2006-09-07

久しぶりに、Keiを入手。
表紙裏、「組織のアーキテクチャー」という言葉で、高木晴夫の「「日本企業の組織が危ない!」が興味深い。

「組織のアーキテクチャー」とは端的に言えば「業務の定義者は誰か。そして、人はどのようにして組織に取り込まれるのか」ということである。

人ベースで業務が進められる日本企業の場合、業務定義者は”自分”である。そこで従来「自分で仕事をつくっていく」ことが求められていたはずであり、まず人を採用して、そこから仕事がうまれてくる。
日本企業が抱えてしまった問題は、人ベースのアーキテクチャーをもった組織に仕事ベースの仕組みをいれたことによる不整合にある、と私はみている。

この指摘の対処策はなになのか、考えていくとかなり複雑。