経済セミナー 2005年3月号
経セミの3月号購入。特集は「会社って何?」。
特集の論文、6本のうち冒頭の2本がコーポレートガバナンスを扱ったものだが、どれも分析に終止している感が強い。乱暴にまとめると、会社は株主「だけ」のものか、それとも、社員や社会を含んだステークホルダーもそれなりの権利を有するのか、という2つの考えのどちらがどうだということがでてこない。(でもこれは、経済学じゃなくて、社会学の領域なのかもしれない)
経済学で読み解く故事成語 / 梶井厚志 の中で成果主義に触れた記述があった。
成果主義の本質は、効果のある努力をいかに導くかということにあることを忘れてはならない。逆説的ではあるが、成果のものが問題なのではないのである。
ご本人のwebをみてみたら、ゲーム理論な人らしいことが判明。
ちょっと著作を読んでみようかとおもう。