ちくま 3月号
旭屋書店で、「ちくま」の3月号を入手。
- 価値観を反復する器 斎藤環
幼児虐待やDVが世代を超えて引き継がれる反復性を、例示して、「家族は価値の原器」であるとした説明をしている。ここで齋藤環のつかう「価値観」は、「知識」や「教育」によって得られる判断基準の対義語であって、後天的なものではあるけど、自分自身が選択できるものではないものだ。これって、肥満の「家族性」なんかと非常に近い考えではないかとおもう。
齋藤環が、話の枕に橋本治の短編集をもってきているのだけど、これはちょっときになるところ。
- 作者: 橋本治
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/11/26
- メディア: 単行本
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あと、
- 死体への問いかけに始まる学問 遠藤秀紀
パンダには手のひらに偽の指があるという話ははじめてきいた。
ちょっと読んでみたい感じがする。
- 作者: 遠藤秀紀
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/02/08
- メディア: 新書
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