Jacob Jensen T-5

ここのところ、深夜や早朝の電話会議に電話から入ることが続いている。
なわけで電話を買おうかと検討していた。


自宅から入る場合、なにが問題といって、時を選ばすわんわんにゃんにゃんいってる連中の扱い。これが会社の電話だったら、スピーカーホンにして声を聞きながら、自分がしゃべってないときはMUTEで切っておけばいいのだけど、日本の家庭用電話器にはそんな機能は普通ない。いま使っている電話は、旧・松下通工がだしてた、VE-PN70というPHSを子機収納できるコードレス留守番でスピーカーホン機能はついている。かなり気に入っている。が、ミュートはできない。

VE-PN70
http://panasonic.co.jp/pcc/news/1997/jn971008/jn971008.html

その後、VE-PV11Lという、PHS収納ができた最後の機種も買ったのだけど、これは現品でかったせいか、なにかの拍子に突然電話がきれてしまう。(故障に違いない)で、これも、スピーカーホンはあるがMUTEはない。


なもんで、「スピーカーホン、MUTE機能付き」で店頭で探したのだけど、これが見事にない。松下の最新式(好きなんです、旧松下通工系の電話。九松系はあんまりなんだけど)は、スピーカーホンですらない、単なるオンフック。パイオニアではスピーカーホン(ハンズフリーとパイオニアは呼んでいる)はあるがやはりMUTEなし。スピーカーホンでMUTEって、日本じゃ需要ないんだろうな。

で、延々さがしていたら、輸入物で発見。Jacob Jensen デザインのT-5という機種。ちょっと高めではあるけど、デザインのプレミアムと考えれば許容範囲だし、それにぼーなすもカウントダウンだし、ということで、申し込んだ。


Jacob Jensen といえば、B&Oだけど、そういえば昔B&Oの電話機を買おうかと思った時期があった。たしか、当時3万くらいしたと思う。もちろん、コードレスどころか、留守番すらついていない電話なのである。さすがに買えなかった。いまでも売られているのだろうか?


電話会議とかしないなら、やっぱり最後は公社600型(いわゆる黒電話)だろうな。4号も味があっていいけど、完成度としては600が、完璧だと今でも思う。今のうちに確保しておくべきかしらん。実家に黒電話あるけどいらないっていうしといたらください。あれはすごくかわいいです。