Jacob Jensen T-5 の顛末

注文していた、Jacob Jensen T-5が到着しました。

いやー、久しぶりに大失敗の買い物です。なにが大失敗って、この電話「スピーカーホン」機能なんぞ、ついていませんでした。(webの案内、大嘘つきやん!)


スピーカーホンじゃなくて、これオンフックダイヤルです。つーことは、しゃべるためには受話器を持つ必要があります。MUTEは確かについていましたが、そもそもスピーカーホン機能のがないのですから、機能の意味もちがっていて、ハンドセット側についたボタンでした。つまり、これって、受話器でしゃべっているとき、送話口を手で押さえるかわりにスイッチがついているだけです。

つーことで、ダメポ。


ちなみに、この電話機、香港のD.R.S. Electronics Ltd. という会社が販売しているものでした。そうなると製造は中国本土かな。デザインはいいのですが、なにぶんプラスチックの仕上げに高級感がありません。それと、驚くべきことにこの電話、電池ボックスが付属してそこに単三乾電池を4本いれるようになっています。その電池ボックスと電話機本体は専用ケーブルでつながるのですが、このケーブルに接続されるケーブルが微妙に特殊で、付属のもの以外はつけません。ケーブルなくすとリカバリききませんから、気をつけましょう。説明書は中国語と英語のみのものが付属してますが、一応目を通しましょう。ケーブルの口を差し間違いをすると、抜けなくなります。(思いっきりはまりました)

で、だめ押しですけどJATE申請は当然のように通っていませんので、本来的には日本では公衆回線につなげません。


ということで、この電話かなりのくせ者です。
Jacob Jensenにだけつられ買ってしまうとかなり厳しいと思います。もし、買おうと思うのだったら事前に実物を見ておくことをお奨めします。