COURRiER Japon No.001

harowanwan2005-12-05

講談社が、フランスの courrier international との提携で創刊した隔週刊のニュース雑誌。


結構、読みごたえがあるなぁというのが最初の印象。厚さは5mmほど、120ページ程の雑誌なので、雑誌としてはむしろ薄いのだけど、中身が濃い。なんせ、いろんな雑誌の記事を編集しているので、とくに、一つのテーマについて、各メディアの主張が異なるところを比べていかないと、この雑誌を読む意味がない。その上、世にある雑誌のなかから編集でピックアップしていくそのバイアスを意識しながらとので、やたらと読み直しが発生する。
軽く、電車の中で読み流していくタイプの雑誌ではないと思う。


最初のほうに、どんな読者層をフランス版がどんな読者層なのかを記述してあったり、かなり詳細な読者アンケートが用意されているあたり、まだ手探りなのだろうけど、狙っている読者層は、日経ASSOCIE と日経ビジネスと間くらいだろうか? ビジュアルにも凝っているし、広告は相当意識していそう。



それはそうと、公式ページの編集長の写真、意識しすぎではないのかな?
ここまで、編集者が顔をだすとむしろ嫌みに近くなるかとは個人的に思う。


http://blog.moura.jp/courrier_koga/


本国版は Le Monde からでていて、それなりに王道なんだろうけど、日本だったらもう少し、サブカルがはいればという気もするが、まあそういう人はサイゾーでも読んでいればいいか。