ALEX-TD503α から RT-200NE へ
長年つかってきた、Alexon の、ALEX-TD503α が引退。7年間わが家の通信系をサポートしてきてくれたTAにご苦労様。
うちの通信系が、ISDNにかわったのは、NEC のAtermIT55DSU がアキバでうばいあいになっていたころなので、ちょうど10年くらい前になる。その後、ベストセラーになった MN128-SOHO を導入して、ルーターの便利さに驚愕していた。そのうち、やがてADSL を導入した時点で、ISDNは、音声系だけになり、TAにALEX-TD503αをいれたように思う。ナンバーディスプレーやiナンバー3に対応して、faxの無鳴動に対応したうえ、黒電話を鳴動させられるALEX-TD503α は当時究極だと思った。
10年たって、当時TAのメジャープレーヤーだったAIWAもOMRON も業界にいない。
とかなんとか、あんまり昔を懐かしんでいてもしょうがないのだけど、
その、ALEX-TD503αだけど、ここ1年くらい突然設定がおかしくなる現象がおきていて、そのたびにRS-232C経由で設定をなおしてだましだまし使っていた。
Bフレッツの、ハイパーへの切り替えが先日済んだので、今回あわせて、ひかり電話を導入。ひかり電話では、先日から2回線同時使用できるダブルチャンネルという機能がサポートされ、それと、マルチナンバーがでてきたことで、iナンバーからの切り替えをしてもこまらないことになった。
申し込み後におくられてきたのは、おおぶりのRT-200NE。アナログポートは2本。
それにあわせて、ISDNをアナログ回線にもどし、停電時の回線確保対策にするという構成に変更。ひかり電話は不安定だという話もあるが、今のところ問題はない。音質も、ADSLのIP電話にくらべると確かにいい。電話の基本料金も、若干下がる予定。
たぶん、うちと同じように音声系の理由でISDNにとどまっていた人も、今回のひかり電話に流れていくのではないかな。
いまのひかり電話は、まだ、ブロードバンドサービスのオプションという位置づけだけど、しばらくすれば、電話をひくには、まず「ひかり」ということになってくるのだろう。そのころには、GE-PONのONUにアナログ電話ポートの機能だけ絞ってに小型化されたモジュールが一体化されてでてくるんじゃないかな。それで回線をPoE化すれば、できあがるのは進化したローゼット。あと2年くらいでそこまでいくかしらん。
2006/3/27 追記
Flets網のメインテナンスの案内がきたので読んでみると、工事後接続不能になったら通信機器の電源を切って入れ直せってあるんだけど、それは電話というインフラとしていかがなものかと思ったのでありました。だめじゃん。