今週のデジゴト/WBCの結果から見えた日本メディアの意識

WBCで日本の優勝が決まったとき、KBSが、日本の勝利を「憂慮していた」と報じたというblogの引用から、日本のメディアはなぜ事実を隠すような報道をするのかという分析がされている。山崎浩一は、その背後にある意識を以下のよう3つにまとめている。

  1. メディアは世論を誘導・操作できる、またそうすべきである。
  2. なぜなら大衆は愚かであり、啓蒙されるべき存在だからである
  3. それは事実を報道することよりも優先されるべきである。

今や、そんなことをしても、ネットを検索することで、複数のニュースソースを比較することが簡単にできてしまって、そういった策は効を奏しない状況になってきたわけで、じゃあ、この結果なにがおこるのだろう? 思うに、報道はオーディオ趣味みたいになってくるのではないかと思う。

原音はたしかに存在するが、それを100% 再現することはできない。なので、消費者は自分の好みとあった偏りのある、報道者を選択し、消費する。

どうだろう?