リンダリンダリンダ

文化祭の前日からの3日間にバンドを組んだ女の子たちが、ステージで演奏するまでの話。公開時のCMで、パターンな元気系の映画だとおもっていたら、むしろ淡々とした映画。で、予想していたよりいい感じ。


バンドの話なので、バンドメンバーにそれぞれエピソードを割り振っているのは、定石で、主役はボーカルというのが定石とは思うのだけど、冒頭では、主役は、香椎由宇三村恭代だとばっかりおもっていた。でも、実はボーカルのぺ・ドゥナが主役なので。要所要所にはいっている彼女のシーンがあることで、映画全体のトーンが単調でなくなって、味わい深くなっている感じ。彼女の表情がすごくいい感じをだしていた。


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あと、ステージのつなぎということで歌っている女の子、湯川潮音がいいよなぁとおもっていたら、歌手の人だったみたい。ギターだけをバックにはっぴーえんどの「風来坊」を歌っていたのだけど、いいです。